良質のプロポリスの産地として知られているブラジルでは、1950年代に国内産業の育成ということで、養蜂業に関してのプロジェクトが始まりました。ブラジルの養蜂プロジェクトでは、強いミツバチ作りを目指しました。当時ブラジルのミツバチは熱帯地域には適さない種類のセイヨウミツバチでした。
ブラジル北部・東北部で養蜂を発展させるためには、熱帯に向いている種類のミツバチを作ることが必要でした。そこで、暑いアフリカから研究目的でミツバチを輸入したのです。このとき研究所から逃げ出したアフリカミツバチが、ブラジルにいた野生のセイヨウミツバチと自然交配されました。
それによって、プロポリスを集める能力に優れたアフリカ蜂化ミツバチ(アフリカンビー)が生まれ、ブラジルにプロポリス産業を生み出しました。このアフリカンビーのおかげで、ブラジルは、プロポリスの産地として君臨するようになったのです。
